総務を磨いていく

「いいな」と思われたら押してください。

「違うんじゃないか？」組革研に参加してそう思えてきました。
　職場では業務に追われる日々が戻ってきましたが、頭の片隅には今のままでいいのだろうかという気持ちがありました。そもそも、総務とは何だろうか？ 私の「対象」は何だろうか？ と疑問を感じました。
　今までは、ほとんど「受け身」でした。決まった仕事に、少しプラスになるくらいに働けば上出来だと思っていました。目の前だけを見て、その先にいる社員のことまで意識していませんでした。
　そんな中、管理者同士が対立する事案が発生しました。間に入ってほしいと関係者から要請があり、私は総務の立場から何とか解決しようと思いました。双方に意見を聞きましたが、どちらにも一理あるように思われ、どのようにすればよいか悩みました。
　そのとき、組革研のことが蘇り、この問題をきっかけに自分を追い込もうと思いました。これまでの自分から何とか抜け出したいと思ったのです。現状がどうなっているのか、ありのままを書き出し一人で「一覧一望」しました。そこからどうすべきか掴もうとしました。
　必死になっているうちに、絶対にやりきろうという力が湧いてきました。
　もう一度、当事者の方に話を伺いました。やりとりを重ねていくと、それぞれの主張はもちろん違いますが、共通している部分もあることがわかりました。最終的には当事者同士が互いの考えを話す機会を設け、事態は何とか解決に至りました。
　このとき、私の対象は社員だと実感しました。もっともっと社員に近づいていき、総務の仕事を磨いていきたい。情熱を持ってやりきり、最後まで諦めない。キャンパスリーダーの言葉が今でも自分の中にあります。