まずは自分で調べる

「いいな」と思われたら押してください。

　今年４月に入社しました。現在は、支店や営業所からの電話での問い合わせに対し、資料やデータを調べてお答えしたり、担当部署に転送したりといった業務をしています。
　初めは営業所の方が話す言葉の意味すらわからず、すぐ先輩に「どう答えればいいか」「どの部署に転送すべきか」と聞いていました。また、似たような問い合わせがあってもうまく対応できず、その度に先輩の手を止めさせていました。
　組革研では新入社員ばかりのチームに入りました。リーダーは何も教えてくれず最初はみんな途方に暮れましたが、自分たちで必死に調べ考えるうちに「Ｓ－２０」のしくみが少しずつわかってきたのです。この体験から、わからないことを人に聞いてばかりでは成長できないと気づかされました。
　職場に戻ると、まず問い合わせの電話でわからなかった言葉の意味を調べるようにしました。問い合わせの内容やお答えするのに使った資料やデータもメモしました。
　調べたことを付箋に書いて机やパソコンに貼っていくと、多いときは２０枚にもなりましたが、覚えたら剥がし、調べては貼りをくり返すとわからないことが徐々に減ってきました。
　すると、先輩に頼ることが次第に少なくなり、すぐに電話を取り次いだり、適切な情報をお答えできるようになってきたのです。先輩からは「ほとんどの電話を取ってくれるから本当に助かる」と言ってもらえ、上司からも「しっかり電話対応してるね」と声をかけていただきました。
　今後、任される仕事が増えてくると思いますが、すぐ誰かに聞くのは止めて、まずは自分でしっかり調べようと考えています。