冒険者のように研修に取り組む

「いいな」と思われたら押してください。

　組革研で「仮説を立て調査し答えを導き出す『消化・発見法』」を体験したことで、受け身で答えを待つことがなくなりました。
　私はまだ入社３ヶ月で、毎日研修を受けている身です。
　もともと電気が専門で機械や溶接は知識も経験も全くなく、現場ではわからないことだらけでした。
　わからないことはその場で質問しますが、全ての疑問を解消することはできないし、現場で働く方の邪魔にもなります。ですから機械の名前や役割ぐらいしか聞くことができません。
　現場で教えてもらったことを自分なりに解釈していましたが、自分の知識や経験だけでは正しく理解できませんでした。
　組革研から戻り、わからないことをそのままにしておくと仕事ができなくなるのではないかという不安が大きくなり、とにかく「消化・発見法」を試してみようと考えました。
　「具体的な用途はなにか」「工場内でどんな役割を果たしているのか」など、いくつもの仮説を立て、それが正しいかネットや専門書で調べます。
　次に現場へ行ったとき、自分の調べたことや仮説が正しいかどうかを尋ね、さらに疑問があれば同じように繰り返して一つひとつ問題をクリアにしていきます。
　今では、作業を見ながら「次は何をするのか？」「なぜそのような作業をするのか？」と予測することが楽しくてしかたありません。
　冒険者のように毎日の研修に取り組んでいます。好きでやるから終わりはなくいつまでも追及し、自分の限界を超えることを楽しんでいます。おかげで物事を深く理解できるようになりました。