参加リポート/現場から

生産は3割増、でも人員は現状でOK

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近藤政敏 52歳  中日本農産 製造部 部長 〔第511回/2018年5月会期参加〕 NO.1828

 私の悩みは残業時間の削減。日々の生産量を定時で終わらせるために私が、製造の段取りを考えてラインの担当者に指示し、さらに現場に行って細々と口出ししていました。それなのに残業は一向に減らないのです。
 そんな中で参加した「組革研」でハッとする体験をし、それからは、私が段取りをすることはやめました。部下たちはなんで指示がないんだと反発します。それでも自分で考えるよう促していくと、なんとか自分たちで進めていくようになったのです。ところが残業時間が膨れ上がり、ときには50%増にもなってしまいました。
 そんな中、段取りをいろいろと考える部下が現れてきました。それに勇気づけられ、考えようともしない部下に効率のいい仕事の流れを作るよう迫るのですが、一向に変わる気配は見られません。私は現場に行くのをやめ、部下からの質問には自分で考えてと突き放すようにしました。
 やっと残業時間が以前のレベルに戻ってきました。それだけではありません。彼らから作業改善の提案が増えてきたのです。例えば、使用する包材は別の部署での発注なので、いつどんな種類がどれだけ入荷するのか製造現場ではわからないわけですが、これまでそうだったからと効率が悪くてもそのままだったのが、発注部署に発注リストを送ってもらい、自分たちで保管場所を決めて管理することになったのです。
 しばらくすると残業時間は25%も下がり、1日の生産量は時間内で終わるようになってきました。今はこのコロナ禍で生産量が3割増えているのに、人員を増やすことなく対応できています。
 考えながらどんどんすすめる部下も増えていますが、未だに考えない部下もいるのです。これから先、どうしたらいいのか。

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