参加リポート/現場から

お客様にとってどうかを「評価基準」に

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松岡英樹 59歳 マツダ 商品本部 主査 〔第519回/2019年6月会期参加〕  NO.1769

 私がリーダーを務めているプロジェクトは、新たな車種づくりの全社的な横断組織です。お客様にとって最高の価値を生み出す車づくりのために、各部門が持っているポテンシャルを引き出し、融合させなければなりません。ところが現実は、各部門の垣根を取り払うことができず、多数意見で擦り合わせをしている状況だったのです。私は、このままではいい車はつくれないと悩んでいました。
 そんな時、「組革研」で体験した「個全システム」を思い出しました。個から始まり、リーダーから出される「評価基準」に基づいて評価、討論していくうちにチームとしての結論が出され、結果として共有化されていく。そうか、「対象」であるお客様にとってどうかを「評価基準」として貫いていく、そうすれば道が開けるのではないだろうか。
 それからのプロジェクトのミーティングは、まず2つ、3つの関連部門をチームにして、「お客様に喜ばれる車」を「評価基準」に討論をすすめました。チームとして結論を共有したところで他チームとのミーティング、それを繰り返していきました。
 ミーティングの変化は激的でした。これまでは開発部門に機能のアップばかりを要求していた営業部門が「機能アップは価格とのバランスもある。お客様にとってニーズは何かを掴むのが我々の役割」などと、自部門都合の発言は消えています。お客様にとってのベストは何かが、彼らの討論の中心となってきたのです。
 これからも、それぞれの部門から出される課題を、お客様にとってどうかを「評価基準」にプロジェクトチームで共有し、より良い車づくりを目指していきます。

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