参加リポート/現場から

手順よりも、自分事として受け止めたかが大事
――部下の力を信じる・後編(全2回)

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高﨑知尚 51歳 МHPSエンジニアリング 高砂事業部 ガスタービン技術部 次長 〔第522回/2019年10月会期「リーダー参加」〕  NO.1721

 「リーダー参加」初日、メンバーが決めた「S-20についてのわからないこと」の目標数は高いものでした。ところが私は、より高くと彼らに求めながら、内心、達成は無理だと思っていたのです。しかし彼らは懸命に取り組み、全員目標を達成しました。私は彼らの力を信じていなかった。その事実が重くのしかかり、絶対に自分を変えなければと改めて決意しました。
 職場に戻ってから、部下の相談には、どうしたいと聞き返すようにしています。考えていなければもう一度、考えていればそのまますすめさせます。不思議なのは、そうやってから、私から聞かなければわからなかった彼らの状況が、以前よりも具体的につかめるようになったことです。
 それでも気になり、「あれ、どうなってる?」とつい聞いてしまう。そのたびに、まだまだ彼らの力を信じ切れていない自分を痛感させられます。
 「メンバー参加」後、新しい組織をつくるプロジェクトを任されました。その過程で始めたのが「個全システム」です。7人の課長を集め、どんな組織にすべきか、誰をトップにすべきかなどのテーマを毎週決め、事前に考えてきたことを紙に書かせ「一覧一望」し、×打ちして議論しています。
 最初は、手順ばかりが気になり、うまくできませんでした。しかし「リーダー参加」後、本人の発言が自分事として受け止めたものかどうかのほうが気になるようになり、そう意識すると、次第に議論が活発になってきました。
 回を追うごとに議論が深くなり、時間も短くなっていきました。そして、2か月という短期間でしたが、案をまとめ上げることができました。
 日常の職場の雰囲気も変わりつつあります。廊下で出会うと挨拶だけでなく、ミーティングテーマについて話し合っている場面を見かけます。自分の考えをぶつけ合う職場に少しずつ近づいてきていると感じています。

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