仕組みが捉えきれないままスタートした下期「S-20」で、私はゴールできませんでした。道に迷いながら込み上げてきたのは悔しさと情けなさ。夜、部屋に戻ってからも、その思いは抜けませんでした。
そして次第に悔しさの矛先は自分に向かいました。自分に足りなかったのは必死さだったと気づいたのです。2日目深夜、仕組みを明らかにするためには、残業して現場調査に行かなければいけないとわかっていても、暗い中で調査したくない、残業してまでなぜそんなことをさせるのか、という思いがあったのは確かでした。
職場でも同じです。定時内に終える、それが無理でも必死になって早く終わらせようとしていただろうか。
1年まえ、事業所総務部から本社に異動し、業務内容もさることながら、すすめかたも私の仕事が及ぼす対象者の範囲も変わり、より責任も重くなっていると感じるようになりました。
今は若手の教育・研修担当として企画運営を担当し、時には講師を務めることもあるため、自分自身が手本となる仕事ぶりを常に意識してきました。ところが、「組革研」で露呈したように、個で考えることも主体的に動くこともまだまだ自分はできていない。研修生である若手社員と大差ない。
それでも担当者として、「対象=人」だと意識し、向き合っていかなければいけません。未熟な自分が他に成長を求めることに葛藤はありますが、責務を果たすため、もっと悩み、それでもわからなければ周囲に相談しながらでもやっていかなければいけないと思っています。その先にきっと何かがあるはず。やらなければいけないのは、必死に取り組む途上で苦しみ悩んでいることを隠さず、ごまかさないで前に向かっていくことだと思っています。
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