昨年4月に一つのチームを任される立場になってから、課題を自分事に捉えない、主体的に取り組まずにいずれ誰かがやってくれる、というのがこの職場の体質だと感じるようになりました。
しかし、自分もその体質を持つ一人だと組革研で痛感しました。 「S-20についてわからないことを書き出す」目標を400件と自分で設定しながら、 「どうせ誰も達成できない」と思って取り組んでいたのです。 結果はチームで最低の200件。 目標をはるかに超えたメンバーはもちろんいます。
自分も含め、職場の課題をチーム全体のものとし、各自が自分事としてすすめる職場にしなければと強く思いました。
そして活用しようと考えたのが 「個全システム」でした。 組革研で自ら体験したそれが、個人で先に考えたことを書いた上で議論したことによって、深く掘り下げられたミーティングになったと実感したからです。
職場でさっそく、 「チームに配属されている外国籍新人の教育」についてのミーティングを開きました。 「誰がOJTの担当になるか」 「どのような方向性ですすめるか」が課題です。 グループ分けをし、予め一人ひとりが紙に書き、一覧一望するというプロセスもしました。
しかし、議論しきれなかったと思っています。 時間制限を気にして、最後は摺り合わせしてしまっていました。 落としどころも意識していたのかもしれません。 けっきょく全体としての結論に至らないまま、私が最終的な結論を出すことになってしまいました。
でもやってみて、普段発言をしないメンバーが自分の考えを述べ、今までと比べると活発なものになったということも実感しています。 何度もくり返していくことが大事だと、今では考えています。
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