自分がリーダーとしての自覚を持つことがまず先

「いいな」と思われたら押してください。

　 組革研に 「リーダー参加」し、 「三逆リーダー」になってしまっている状態を、ブロックリーダーから厳しく指摘されました。
　 最初は何で自分ばかりこんなに怒られなければいけないのか、というのが正直な気持ちでした。 しかし指摘されているうちに、メンバーにかまわず自分勝手になっていることに次第に気づいていきました。
　 職場でも、絵に描いたような 「三逆リーダー」だったと思います。 部下から質問されると事細かに答え、自分が決めたやりかたですすめさせ、彼らの考えなどまったく眼中にありませんでした。 多くの嫌われない努力をしてきた場面も思い出しました。
　 至らないリーダーでしたが、組革研ではメンバーは頑張り、タイムアウトぎりぎりに続けて２組もゴールしてくれました。 彼らを見て、自分が変わらなければいけないとなおさら思いが強くなりました。
　 この体験をどう職場で生かせるのか、相変わらず悩んでいます。 しかしそれでも明確になったことがあります。 その一つは部下には力があると信じること、そして部下への指示を止めることです。
　 そう決意したものの、指示を止めてから三つほど小さな失敗が現われてしまいました。
　 ただその失敗を私がフォローして終わらせるのではなく、なぜそのようになってしまったのかを部下たちに考えさせるようにしています。 そのうえで本人に対処させる。 それをくり返していくことが必ず結果に結びついていくと思っています。
　 続けるためには、私自身が今まで以上にリーダーとしての自覚を持つことがまず先、その上で辛抱強く彼らの様子を見ていきたいと思います。