自分がやることなら変えられる

「いいな」と思われたら押してください。

　 抱えている業務量が多すぎる、仕事のスキルや部下たちのモチベーションが上がらない。 仕事がうまくいかない理由を、他に求めていたことを組革研で気づきました。
　 そして最後にわかったのは、他の人たちは変えられないが自分は変わろうと決意さえすれば変われるということ。 そのためには、自分でとっさに思いついた案を一度否定してみて、もう一度 「対象」にとってどうかから考え直してみるということが、この体験で掴んだものです。
　 職場で私は、システム運用に携わる部署を任され、約９０名の部下はオペレーターやサーバー監視などのスタッフとしてお客さまのもとで常駐し、業務の一部を担っております。 今後のお客さまのニーズを探っていくことや派遣先を拡げていくための営業活動にも取り組んでいます。
　 組革研で 「対象」に向き合った体験をした後で職場をふり返ってみて、これまで起こっていた問題が頭に浮かんできました。 訪問するまえに捉えていたお客さまの悩みが、実際に聞いてみるとまったく違うことがあったのです。 「対象」であるお客さまにできるだけ会って話をうかがうことの重要さを、改めて痛感しました。
　 さらに、リーダーである自分のことを指摘されたと驚いたのが、 「三逆リーダー」の話。 「部下に嫌われない努力」、私はいつも意識していました。
　 私の下にはスキルがあり、マネジメント能力も高いと感じている部下が大勢います。 彼らの力の発揮を私の 「三逆」が邪魔していたことを想像しただけで怖くなります。
　 でも自分がやることなら変えられます。 口出し、手出しをしないよう意識し、以前よりも距離を置いて、彼らの様子を見るようにしています。