やりきるしかない状況に追い込まれた

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　 昨年私が所属していたのは外注調達や生産計画を担当する部署で、中でも産業機械を主に取り扱っていました。 産業機械と言っても、化学機械や圧力容器を扱うチーム、さまざまなタービンを扱うチームというように製品によって業務内容は大きく異なっています。
　 仕事の山谷も異なるのですが、他の部署がアップアップしている様子を見ても、これまでは内容がわからず手出しできませんでした。
　 以前から言われていた問題です。 これを是正しようと、昨年から製品群の壁を取り払おうという課題に取り組んできました。
　 まず、現状把握することから始まりました。 とは言え、通常業務に加えての取組みです。 なかなか思うようにすすみませんでした。
　 そんな中、昨年創業１００年を迎えた弊社は、今年４月から持ち株会社制に移行することになり、新組織への移行も兼ねた取り組みになりました。
　 この課題の重要性が急に高まりました。 絶対に納期も先送りできない。 やりきるしかない状況に追い込まれたのです。
　 すると、取り組んできたメンバーの動きがむしろ前のめりになってきました。 お互いに持ち寄った資料を真剣に読み、内容によって統一できるところや別のままでよいものの仕分けがどんどんすすんでいきました。
　 その後、４月以降の新たな組織表が発表されましたが、彼らはそれにも対応できるよう調整していき、何とか新会社発足時点で、最低限の統一化が間に合ったのです。
　 しかしまだ実務レベルの全てにまでは至っておりません。 新組織としての新たな規定もこれから作らなければならない。 問題は山積みです。 しかし何とかやりきった今回の経験を生かして、頑張り続けたいと思っています。