参加リポート/現場から

大きな課題をまえにして無意識に 「対策病」が出てしまった

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鎌田朋洋  アンリツエンジニアリング 計測ソリューション部  〔第471回/2013年5月会期参加〕  NO.1132

  「『対象』を明らかにすることがゴールへの一番の近道だ」と実感した私の体験を、以前にデイリーメールでご報告しました。 この体験でそう確信した私は、それ以降も 「対象」を調べてからすすめることを心掛けて課題に取り組んでいきました。
  以前と比べて効率が上がったのは明らかです。 あるソフトウェアの改造では途中でバグによる見直しが1回あっただけ、それ以外の工程は全て予定どおりにすすんだのです。 そんなことは今まで一度もありません。 より一層自信が深まりました。
  昨年下期、新たなプロジェクトを担当することになりました。 私が担当することになったソフトは、かつて経験したことのないほど大きな規模です。
  しかしいつもどおり、求められている完成後の姿、ソフトウェアを構成している機能などの 「対象」を明らかにしていけば必ずうまくいくと信じてすすめていきました。
  ところが途中でいくつもミスが見つかり、今回は何度も手直しが発生してしまったのです。 テスト期間中に修正しながら、起こったミスをふり返りました。 すると、そのほとんどは通信規格に関連するものでした。
  通信規格はソフトウェアに密接に関係しています。 ところがソフトウェアの改造規模の大きさに意識が向いていた私は、取り組むまえに通信規格の知識はあまり必要ないと聞かされた言葉を鵜呑みにし、通信規格についてほとんど調べずに改造に取り掛かってしまったのです。 基本中の基本を怠っていました。 大きな問題に至らなかったことだけが幸いでした。
  大きな課題をまえにして無意識に 「対策病」が出てしまったのです。 まだまだです。 もう一度出直すつもりで、いま改めて調査に取り組んでいます。

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