4年まえ、係長たちは一人で仕事を抱え込み、長時間の残業は当りまえでした。 その一方でメンバーの仕事のほとんどはオペレーションだけ。
その頃に 「メンバー参加」した組革研で、リーダーの役割は部下に自らの仕事として取り組ませること、それを絶対にやり切らせることだとわかりました。 それ以降、係長を次つぎ組革研に参加させ、メンバーを易きに流さない職場を目指してきました。 自分自身も 「リーダー参加」しました。
かつては夜勤時のトラブルでも、どう対応すればよいかと指示を仰ぐだけだったメンバーが、自分たちで問題解決するようになりました。 係長が不在でもその下のリーダーが中心となってミーティングを開き、自分たちの課題をどんどんすすめています。
これまで自分が関わる範囲の設備しか見なかったリーダーが、今ではライン全体の状況、自分の直以外で起こっている問題状況を知ることは当然だと思ってすすめています。 エンジニアリング部門に依存していた設備トラブルへの対応も担当ラインを自らメンテナンスするようになりました。
自らの仕事は自分でやる。 やるべきことをやらないのは許さない。 それがこの部門の風土になりつつあると確信しています。
それでも係長の中には丸投げしてしまい、納期遅れを起すこともあります。 メンバーから逃げてしまう場面もあります。 彼らの上司である私の役割はそんな状態をうやむやにしないこと。 係長に厳しく迫っています。
一人ひとりが自らの仕事に責任を持つようになってから、以前はバカにして誰もやらなかった指差し呼称もしっかりやるようになりました。 この課の無災害は現在1000日を超え、かつての記録を200日以上も上回っています。 この記録をさらに伸ばしていかなければなりません。
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