参加リポート/現場から

自分の役割の重さに改めて気がついた

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小野直洋  三井造船 玉野艦船工場 艦艇部 課長補佐  〔第501回/2017年2月会期参加〕  NO.1096

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  船舶建造のコストダウンや省力化のため、溶接作業の自動化を推進しています。 年度初めにチームの年間目標を決め、各週のミーティングでその進捗をメンバーから聞いていますが、忙しいから、飛び込みの仕事が入ったからと思うようにすすんでいませんでした。 同じような状況がくり返されると、彼らの意欲まで疑わざるを得ませんでした。
  その頃に組革研に参加しました。 そこで 「ロボット症」のお話を聞いて、自分自身やいまの部下の状態を考えさせられました。
  これまでは目標を決めた後、自動化する箇所やそのやりかたを私が決めたうえでメンバーに割り振っていたのです。 部下が自分で考えて課題を乗り切る力や達成感を奪っていると言われた上司の姿は、まさにこれまでの自分自身だったと気づきました。
  職場に戻った私は、すぐこれまでのすすめかたを止めようと決めました。 そしてしばらく悩んだ末、今年度取り組んでいく自動化の案をメンバー一人ひとりに考えさせ、その案を紙に書かせて各自が発表するミーティングを開こうと決意しました。
  思わぬことが起こりました。 今まで私が自動化を検討する際には、既に設計済みの船舶に合わせた設備をいかに取り入れるかを考えていました。 ところがあるメンバーは、自動化しやすくするために船の設計自体から部分的に変えたらどうかと提案してきたのです。
  その発想に驚きました。 私には到底考えつきません。 その場で設計部門に問い合わせてみると一部採用できるという答えが返ってきました。
  彼らの力をまざまざと見せられました。 それを今まで私自身が抑えつけていたのです。 上司としての自分の役割の重さに改めて気がつきました。

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