参加リポート/現場から

例外が起こるのはまだ 「対象」にちかづけていないから

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齋藤哲宏  ブリヂストンサイクル 製品品質保証部 課長  〔第501回/2017年2月会期参加〕  NO.1094

  「 『S-20』の仕組みはどうなっているか」。 さまざまな仮説を立てて現場に調べに行きました。 しかし全てにはあてはまらず、なかなか発見に繋がりません。 そんなはずはない。 ここだけ仮説と合わないのは例外だろう、これは発見だと判断してすすめていました。
  それでも不安はありました。 しかし下期 「S-20」は無事にゴールできたのです。 もちろん嬉しかったのですが、なんとなくゴールできてしまったという感じが抜けませんでした。
  翌日、組革研の体験をふり返りながら職場を思い浮かべました。 すると、 「自分勝手な判断」と 「なんとなく」という言葉が、職場で起きている問題と見事に一致したのです。
  職場で私は、自転車製品の品質改善に取り組んでいます。 品質の課題は多く、日々対応するものの、あたかもモグラ叩きのように不具合が断続して発生し、件数は減りません。 その大きな理由が自分の立てた仮説と外れる現象を例外と決めつけていたからだとわかりました。
  職場に戻った私は、不具合現象を徹底的に明らかにするという方針を出し、当初は部下から報告を受けると、原因を決めつけていないか、お客様のさまざまな使いかたを考えているかを何度も指摘するようにしました。
  これまでは指摘された不具合が再現実験時に起こらないと異常なしと判断されていた案件も、部下たちはその症状が起こるまで何度も調査をくり返すようになりました。 例外が起こるのはまだ 「対象」にちかづけていないからと納得し、取り組んでいます。
  不具合件数半減がこれまでの目標でした。 しかし 「不具合はゼロを目指さないと」と言う部下も現われ、職場が変わってきていると感じています。

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