参加リポート/現場から

遅らせていたのは自分だったかもしれない

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上村龍嗣  アンリツエンジニアリング 計測ソリューション部 課長代理  〔第472回/2013年7月会期参加〕  NO.1088

  昨年度から一つの課を任されました。 業務の量が増えたのはもちろんですが、部下に対する責任もプロジェクトリーダーの頃とは段違いです。
  しばらくすると、新たなシステム開発が課題として出されました。 しかしこの案件を任せられる人が見当たらず困りました。
  うまくいかない状況はそれだけではありません。 前職のプロジェクト業務は後任に引継いだものの、完全ではなく、フォローするという名目で相変わらず私は関わりつづけていました。 今までとは比較にならないほど負荷が増え、毎日くたくたに疲れ果てました。
  このままでは大変なことになると途方に暮れた時、かつて参加した組革研で困難な課題を自分の力でやり遂げたこと、そして私たちに達成を迫るリーダーの姿を思い出しました。
  以前から、部下の仕事にさせることが大事だと思って彼らに仕事を任せてきたつもりでした。 しかし彼らが困って頼ってくるとすぐ相談に応じ、自分がその仕事を肩代わりしてしまったこともあったのです。 部下から仕事を奪っていたのは自分だったと気づきました。
  まず、プロジェクトの支援業務を完全に止め、後任に全てを託しました。 課でも新たな開発課題をどんどんメンバーに任せています。
  突然、自分で問題を解決するよう言われたプロジェクトメンバーは戸惑い、一時的に仕事量が増えてしまいました。 しかしそれも次第に落ち着き、すぐに問題なく自分たちですすめはじめました。 これまでにない意欲を見せるメンバーも現れ、自ら顧客と打合せの段取りを取りはじめました。
  ついにプロジェクトは完遂しました。 それを遅らせていたのは自分だったかもしれません。 任された課では二度と同じことをしないと思っています。

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