参加リポート/現場から

自分が思う全力のその先までやり切る力

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村上 匡  新日鐵住金 大分製鐵所 製銑部 第2高炉課 課長  〔第501回/2017年2月会期参加〕  NO.1086

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  上期 「S-20」後、赤字食券で毎回の食事を摂らねばならなくなりました。 それを受け取るために待っている姿は、まるで小学生が廊下に立たされているかのようで、悔しくて情けなくてたまらない気持ちになりました。
  この悔しさは下期で挽回するしかない。 この思いは次第に強くなり、その後に何度苦しいと思う場面に出くわしても、逃げることは許されないと自らを叱咤していきました。 その結果、大幅な黒字業績に繋がったのです。 自分の思っている全力のその先までやり切る力を初めて実感しました。
  しかし、以前の自分は違っていました。 部署の成績が悪いのはマネジメントや他部門のトラブルのせいにし、まったく自分事に受け入れていなかったのです。 はっきり言って逃げていました。
  職場に戻った私は、この気持ちが薄れてしまう前に何とか踏み出したいと強く思い、 「製造は私たち現場が主役。 指示を待たない厳しい姿勢に身を置こう」と部下に呼びかけました。 檄を飛ばすようなやりかたに躊躇いもありましたが、何かを伝えずにいられなかったのです。 もちろん、意識できる限り指示を止めることを自分にも課しました。
  部下たちの動きが変わりました。 これまでは整備部門から予備品が無いからと言われてすぐ諦めていたのに、隣の工場まで探しに行って自分で調達するようになり、要員不足と断られていた工事もやりかたを粘り強く見直して補充することなく乗り越えるようになったのです。
  彼らの力が発揮される状況を目にして、自分がいかにその力の発揮を妨げていたのかを思い知りました。 彼らの力はこんなものじゃないと今は確信できます。 全力のその先の力をみんなが出しきり、全員が自己実現を感じられる職場にしていきたいと思っています。

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