やってみて、さらに変えていく決意が固まった

「いいな」と思われたら押してください。

　組革研で、目標達成までやり切ることを体験しました。 また、現場を何度も調べて 「対象」 を明らかにすることに取り組みつづけました。 その結果、下期「Ｓ－２０」 でゴールできた時に味わった達成感は忘れることができません。 この感動を職場の部下にも感じさせたいと素直に思いました。
　 職場で私は設計部門のリーダーを務めています。 お客様のご要望に応えられる設計を目指してはいますが、納期に間に合わせるため 「対象」 の一つである要望を明らかにしないまますすめていたことに気づきました。
　 そのためしばらくしてから問題が生じて対処に追われてしまう。 また、その箇所は直せても他の場所でまた発生するという悪循環になっていました。 一方で新たな開発への着手を求められていますが、効率が上がらず時間が割けなかったのも 「対象」 を明らかにしなかったからだとわかりました。
　 さらに私は対策を重視し、経験から得たやりかたを部下に細かく指示してきました。「指示待ちの部下をつくっているのは上司」 と組革研で聞き、職場で指図している自分の姿が目に浮かびました。
　 「対象」を最も大事にする職場にしなければと思いましたが、どう踏み出していけばよいのかわかりません。 悩むうちにどんどん日にちが経ってしまいました。
　 組革研からひと月後、年度の反省会を利用しようと決意しました。 問題点を各自が持ち寄り、出された内容を全員で議論しました。 初めて踏み出した一歩でしたが、前のめりに議論する部下がいる反面、求めなければ口を開かない者もいます。 まだ活発な議論にはなっていないのが現状です。
　 その会合も私が準備したものです。 今後はメンバー自身が企画した会議にしていかなければと、やってみて、さらに変えていく決意が固まりました。