組革研の会場に着いて早々、 「 『S-20』 のわかっていること」 を書き出す課題が出されましたが、言われた意味がわかりません。 やったこともないのにわかることなんてあるわけないじゃん、と憤りさえ感じました。
上期が終わると、今度は 「わからないこと」 を書き出せと言われます。 どんなに小さなことでもいいから大量に。 なぜこんなに数を書かせるのか、その時は理解できませんでした。 しかし、 「S-20」 を通してわからないことが多いほどわかってくることも多いと気づきました。
そしてわからないことに対する仮説を立てて調査をくり返した結果、下期では迷うことなくゴールできたのです。
翌日、 「納得できることだけやっていても成長できない」 の言葉を聞いて、私の中で全てがつながりました。
今まで、新入社員は聞くのが当然と思い、わからないとすぐに上司に聞いてばかりいました。 ほんの少しの内容で、上司との間を何度も行き来することもありました。 そのうえ教わった内容を、私はただ鵜呑みにしていただけだったのです。 「ロボット症」 の典型じゃないかと思いました。
組革研後は、まず聞きに行く回数を減らそうと思いました。 そのために、わからないことは何かを紙に書き出し、どこがどのようにわからないのかを考えるようにしました。 すると、一つの疑問がさらに別の疑問に拡がっていくようになり、今では、 「こういうことかもしれない」 と、自分なりの仮説を立ててから上司に疑問をぶつけるようにしています。
しかし未だに、新人だからと言い訳してしまうこともあります。 気持ちだけ空回りして結果を出せないこともあり、生産性が上がっているとはまだとても言えません。 上司の期待に応えるには、期待以上の仕事をするにはどうしたらよいか、いま私が抱えている最も大きなわからない悩みです。
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