新規建設現場で得た経験を今後の業務で生かしていきたい

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　 組革研後、 「対象」 を常に意識するようになりました。 そして、席に座って対策を考えることを止め、現場で設備の状態を調べ、現場の人と直接話すようにしたのです。 すると、当初は４日かかると思われた工程を２日間で終わらせることもできました。
　 その後の社内異動で、海外プラントの新規建設業務を初めて担当することになりました。
　 以前からメンテナンス業務において、作業性の悪さや安全面の不安を感じる時がありました。 その都度、その対象設備はメンテナンスを想定して作られていないのではないかと感じていました。
　 今回、新規プラント建設担当となった私は、メンテナンスも新設する設備の 「対象」 の一つ、作業性が良く、かつ安全に作業できることも考えなければと思いました。 完成後のメンテンナスも想定し、建設・設計の担当者を交えて、現場にて現物を確認しながら施工する取組みを開始しました。
　 ところがいざ始まってみると、新規プラント建設には工程管理や客先要望など解決しなければならない項目があまりにも多く、また海外での客先プラントということもあり、遅れがちになる納期を取り戻そうとする状況やメンテナンスに関する考え方の違いから、どうしてもこの取組みの優先順位が下がってしまい対処が難しくなり試行錯誤しました。
　 先日、新規プラント建設における自分の役割を終え、再びアフターサービス部門に戻りました。
　 大きな成果には結び付きませんでしたが、新規プラント建設に取り組めたことはとても貴重な経験でした。 建設途上の現場に立ち会えた体験を、今後のメンテナンス業務の中で生かしていきたいと思っています。