職場への貢献を実感できるよう、がむしゃらに取り組みたい

「いいな」と思われたら押してください。

　 「『Ｓ－２０』 についてわからないこと」 を書き出す体験は今でもはっきりと心に残っています。 会話では曖昧なまま聞き流していたのに、書いみると対応を考えていたことがすぐにわかってしまうのです。
　 この体験を生かそうと、職場でも 「わからないこと」 を書いてみました。 すると、今まで気づかなかった疑問が次つぎと思い浮かんできました。
　 しかし、職場では迅速な対応が常に求められます。 対策を考えるまえにまず状況を捉えようとする私の姿は、上司にははがゆく、立ち止まっているように映ったのかもしれません。 私自身も、以前より少しは 「対象」 を意識するようになったものの、自分の取組みが実際の対策案に結びつかないことにジレンマも感じていました。
　 その理由は調べる時間が足りないせいだと思っていました。 そして、もっと時間をかけるべきだと思い、上司に相談したのです。 それは上司の考えとは逆行し、距離はさらに広がって 「余分なことはやるな」 と言われるようになり、ついには残業さえ禁止されてしまいました。 結果を出せなかったのですから、私は従うしかありません。
　 ８月に現職に移りました。 環境を変え、一からやり直したいと思って、他部署への異動を私が希望したからです。 これまで培ってきた経験や知識はまったく通用しません。 いわば１０年目の新人です。 しかし、以前の職場ではできなかった 「対象」 を明らかにしながら素早い対応をすることの同時達成を、この職場で実現させてみせると強く思っています。
　 自ら希望したのですから、もう逃げ場はありません。 文書１枚の作成にもまだ戸惑っていますが、とても刺激的で日々発見があります。 一日でも早く職場への貢献を実感できるよう、がむしゃらに取り組もうと思っています。