メンバーにぶつかっていく強い気持ちを持ちつづける

「いいな」と思われたら押してください。

　 組革研に 「リーダー参加」 しました。 「チーム参加」 する職場の現場リーダー１０名がメンバーです。 同じ職場で気心も知れています。
　 メンバーと初めて対面する他のリーダーよりやり易いだろうという考えは初っ端から覆されました。 上期 「Ｓ－２０」 でメンバーが携帯電話で連絡を取り合ってしまったのです。 そんなことをした上、チーム業績は最下位でした。 まさに誰かが何とかしてくれるという職場の体質が顕わになり、そんな甘えを許しているリーダーの姿が曝け出されました。
　 この状況に直面した私は、自分が何をしなければいけないかと必死で考えました。 そして、同じ工場の仲間たちという雰囲気を捨てさせ、彼らの甘えや手抜きを絶対に許さないことだと思い至りました。
　 すると彼らの顔つきが変わってきました。 チーム内の役割や納期管理も自分たちで考えて決めていくようになったのです。
　 職場に戻った私は、部下と真正面から向き合う、現場の状況を自分に都合よく解釈しないと決意しました。 今まで現場の人たちに指摘できなかったのは、彼らから反感を買うことを恐れ、自分自身が傷つきたくなかったからだと気づかされたからです。 それなのに、部下はわかっているからと自分に言いわけをしていました。
　 ダメなものはダメ、意を決してメンバーにぶつかってみると、思っていたほど抵抗なく受け容れてくれました。 １８０人に及ぶ部下はそれぞれ感じかたが異なり、時にはきつく言い返されます。 そんな時でも彼らの顔を正面に見据えると、その後で絶対にやってくれると強く思えるのです。
　 今までは職場をまとめることばかり考えていましたが、メンバーにぶつかっていく強い気持ちを持ちつづけることが自分の使命だと確信しました。