自ら動いて起きた結果を正面から受け止めている

「いいな」と思われたら押してください。

　 組革研４日目、 「部下の最も大事な役割は上司の期待に応えること。期待以上の仕事をすること」 とうかがった瞬間、はっとしました。
　 私は今まで課題は上司から与えられるもの、すすめかたや解決策も上司の指示どおりに行うことが当りまえだと思っていました。 ましてや期待以上などと意識したこともありません。 それにプラスアルファの価値をつけるという発想すらありませんでした。
　 しかし 「Ｓ－２０」 という初めて出会った仕事を、リーダーからの指示もなく自分たちの力でやり遂げたのです。 今までの考えが間違っていたと気づき、その言葉が抵抗なく染み込んできました。
　 職場に戻った私は、上司が意図しているものは何かを考え、伝えられた内容以上のアウトプットを出していこうと思いました。
　 その後、ある工事のプロジェクトマネジャーから仕入れ先へ見積り依頼をするよう言われました。 私はその業者に同じ工事の別工程で間もなく見積りを取る必要があったことに気づいて、同時に見積りを依頼しました。
　 後日、マネジャーからその見積りを改めて依頼されました。 先日気づいてすでに済ませたことを伝えて 「やるじゃないか」 と褒められた時に、こういうことだったのかと納得しました。
　 しかし未だに思うようにいかないこともあります。 先日も状況を把握しないまま動き、一度業者に出してもらった見積りを出し直す羽目になってしましました。 勝手に判断してしまうことの怖さを教えられました。
　 それでも全て自分が動いたことで起こったことです。 結果が善くても悪くても、正面から受け止めています。 言われた範囲しかやろうとしていなかった頃より、断然、仕事をおもしろく感じています。