課題解決のゾクゾク感を職場のみんなで感じたい

「いいな」と思われたら押してください。

　 組革研が始まった途端に 「すぐ帰りたい」 と思っていたのが本音です。 しかしその後、深夜まで 「Ｓ－２０」 の仕組みを調べているうちに、いつの間にか、取り組む課題を自分事として考えていることに気づきました。
　 そして下期に 「絶対ゴールする！」 と気合を入れて出発し、何とか金券を獲得することができたのです。 ゴールでみんなに迎えられた瞬間、充実感と達成感で感動してしまいました。
　 翌日、 「 “生産的” 欲求が発揮され、問題を乗り越えると、言い知れない達成感を感じる」 と聞き、 「これだったのか！」 と実感できました。 そして、自分の向き合いかた次第でその感動がより大きくなることがわかり、 「この気持ちを職場でも味わいたい」 と強く思って職場に戻りました。
　 しばらくして工場でトラブルが発生しました。 計量器と一体型のベルトコンベアが、原料を運び終えて積載物がなくなっても、重量がゼロに戻らないと現場から連絡が入ったのです。
　 以前であれば、 「たぶんベルトに何かが触れたか、配線が引っかかっていたんだろう」 と端から決めつけていたと思います。 しかし今回は、まず現場を見ていくつも仮説を考え、現場の人たちと細かく調査しました。 すると、機械の温度が高くなったことによって、それを据えている架台に異常が起きていたことがわかったのです。
　 また先日、他の工場にいる後輩からトラブルの解決案を求められました。 過去の経験から対策を言おうとした瞬間、それではいけないと気づき、「現場をよく見て」と返答しました。
　 今後も現場を見ることを第一にし、課題に向かうワクワク感、解決した時のゾクゾク感を、みんなで感じられる職場していきたいと思っています。