参加リポート/現場から

彼らをぶつけ合わせるのが私の役割だと気づいた

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平田 寛  JMUアムテック 技術部 艤装設計グループ  〔第449回/2010年10月会期参加〕  NO.862

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  造船所で電気艤装設計を担当する私には部下がおりません。 しかし組革研で 「 『誰もが燃えて生きたいと願っている』 、そこにどう火を点けるかがリーダーの役割だ」 という言葉が最も心に残り、いつかはそんなリーダーになりたいと願いつづけていました。
  そして 「設計から起こる不適合をなくす」 テーマの活動で、ついにリーダーになったのです。 貢献したいと思いながらも、不安だらけでした。
  外部指導員とともにすすめるその活動は、当初、彼の指示のみで全員が動いていました。 次第に 「次は何をすれば良いですか?」 が彼との間の常套句になり、いつしかメンバーが自分からは動かなくなってしまいました。
  「このままではまずい」 と思いましたが、どうすればよいかわかりません。 リーダーとして何もできない自分に焦る日ばかりが過ぎていました。
  しかしある日、メンバーどうしが一つの事例で侃々諤々の議論をしている姿を見かけたのです。 それを見た瞬間、自分が間違っていたことに気づきました。 彼らに火を点けようなどとしなくても、みんな何とかしたいと思っており、それをぶつけ合わせることが私の役割だとわかったのです。
  彼らの思いを知った後は、 「ミスを隠さず、そこで何が起こっていたのかをありのまま捉える」 と、事実に向き合う方針を徹底してすすめました。
  活動を終え、社長をはじめ全役員の前で発表したその評価は、正直、厳しいものでした。 しかしこの活動がきっかけとなり、以前に大事とされていた項目がいつの間にか実施されなくなっていたことがわかり、その重要さが再認識されて再び作業フローに取り込まれるものもありました。
  今回の体験で、絶対にみんな熱い思いを持っているとリーダーは信じて、メンバーに向き合っていかなければいけない、と改めて教えられました。

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