組革研の初日、 「 『S-20』 のわからないこと」 を書き出す件数を自分で目標400件に設定しましたが、60件を過ぎた頃にはもう限界だと思っていました。 しかし立てた目標を下げるわけにもいかず、早く終わらせることだけを考えて書き続けました。
最後は 「こま図」 を模写したイラストを描いていました。 しかし、そのイラストで描かれた部分を翌日現場で実際に調べてみると、それが大きな発見につながったのです。
脇目も振らずにやることはやはり大切だと思った時に、自分も職場でかつては一心不乱に課題に挑み、それを乗り切った時の達成感や楽しさを感じていたことを思い出しました。 そしていつの間にかそれを忘れ、この程度でいいと自分を許していたことに気づきました。
職場で営業を担当する私は、組革研への参加まえ、設計や技術など他部門との日程調整がうまくいかずに悩んでいました。他部門の予定が優先され、自分の思うようにならない状況に不満も感じていました。
しかしその悩みをキャンパスリーダーに質問し、 「うまくいかない理由を他に求めるのは不毛だ」と言われて、目が覚めました。職場で自分が感じていた不満は自分自身でつくり出していたとわかったのです。
職場に戻ってからは、決まった日程を後から教えられるのではなく、自分から動いて日程調整に参加するようにしました。
また、最近ではポイントしかメモしなかったお客様についての報告書も、お客様の背景も含めて細かく状況がわかるように書くようにしています。
自分の動きを変えるしかないと、はっきりわかりました。 組革研まえの自分をふり返り、何てつまらないことに悩んでいたのだろうと思っています。
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