参加リポート/現場から

必要になったら口を出そうという考えは無用だった

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信本昇二 マツダ 車両開発本部 衝突性能開発部 主幹 〔第486回/2015年5月会期参加〕  NO.720

 これでもかと思うほど真剣に仕事と自分自身に向き合った組革研の5日間でした。だからこそ悔しくも思い、感動したのです。その背景にはリーダーから何も教えられず、自らすすめなければならない状況があったのです。
 この体験を通じて、本人の問題にしなければ押し付けられた作業になり、おもしろいものもつまらなくなると痛感しました。そして職場での自分はどうだっただろうかとふり返りました。余計な口出しをして、部下が仕事に向き合い、その結果として得られる感動や悔しさを彼らから奪っていたのではないだろうか。今後はお膳立てをし、自分が思い描くような結論を強いるような指示をやめようと決心しました。
 組革研後、職場の安全活動で、メンバーが主催するミーティングに参加しました。この活動は、みんなが自主的に職場の安全環境を改善しようとする取組みです。その結論がでかけた時、私には、まだ期末に成果報告ができるようなレベルに達していないと思われました。部下の一人に「成果はどうするつもり?」と口を挟もうと思った時、組革研の体験が思い出され、しばらく我慢したのです。すると他のメンバーから、「これでは期末の成果が出ないんじゃないか?」という声が出て、その後もう一度話し合った結果、視点を変えて検討し直すことになったのです。
 しばらく我慢して必要になったら口を出そう、などという考えがそもそも無用だったと思い知らされました。彼らはちゃんと自分たちで軌道修正できるし、それほど時間もかからないのです。
 納期に追われる中、口出しせずに我慢することは私にとってはかなり苦痛ですが、話そうと思っていることが彼らにとって本当に必要な内容かどうかを、自分に問い掛ける毎日が続いています。

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