参加リポート/現場から

知識の押し付けや世話焼きになっていたかもしれない

投票する

「いいな」と思われたら押してください。

加藤光浩 富士フイルムオプトマテリアルズ 神奈川工場 第一製造部係長 〔第489回/2015年9月会期参加〕  NO.717

 係長になったばかりの私は、どのように部下と接していけばよいかわからず悩んでいました。上司に相談したところ組革研の話をうかがい、すすんで参加を希望しました。
 会場に到着後、すぐ仕事が開始しました。事前に受け取っている資料から「わかっていること」を書き出す課題がさっそく出され、リーダーから目標件数を問われましたが、やったこともない作業で見当もつきません。80件としましたが、内心「無理かな」と思いながら決めてしまったのです。
 職場でも、流されるままに目標を決め、できるところまでやればいいと考えていたことに気づきました。わからないことに直面すると自信のないまま、できない自分を許し、絶対に目標達成しなければならないと、強く思っていなかったのです。全ては自分の問題になっていないからでした。
 部下に対してはどうだっただろうかと思い返しました。自分と同じく「できるところまで」で許していなかっただろうか。組革研で気づかされた自分の体質と向き合うことと同様、部下にも職場で起きる問題を自分の事として向き合わさなければ、そう決心しました。
 職場に戻るとすぐに27年度下期が始まりました。今までのようにコストダウンの目標値が上から設定されるのを待つのではなく、部下全員が状況を共有し、彼ら自身で作り上げていく場をつくろうと思い立ちました。
 さらに製造を30年以上経験してきた私には、自分が得てきたと自負しているものも多々あります。それを伝えていただけのつもりが、彼らにとっては知識の押し付けや世話焼きになり、やらされ仕事にしていたかもしれません。わからないことをすぐ教えるのでなく、組革研のリーダー同様、彼らが自ら考え、答えを出すようにすることが自分の役割であるとわかりました。

脱・「三逆リーダー」
新着 記事・お知らせ
  • 2021.05.07        

    やっと部下は変わってくれたのか...

  • 2021.04.30        

    「わからないこと」リストアップの御利益(ごりやく)...

  • 2021.04.27        

    知らないことの”強味”が
    ――あなたたちがやるしかないんだ、と腹を括る。...

  • 2021.04.23        

    任せるという名の丸投げで失敗
    ――あなたたちがやるしかないんだ、と腹を括...

  • 2021.04.20        

    業務はできるけど、自分では動けないの?...

  • 研究会へのお申込み
  • デイリーメール 登録・変更
  • 組革研スケデュール
  • 組革研アーカイブ
パンフレット・発行物のご案内
  • 脱「三逆リーダー」

    藤田 英夫 (著) 発行:ダイヤモンド社 発売:ダイヤモンド社


  • 「個全システム」によるミーティング革新

    藤田 英夫 (著) 発行:ダイヤモンド社 発売:ダイヤモンド社


  • 不感症体質に挑む「人間力」全員経営

    藤田 英夫 (編) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 経営の創造

    藤田 英夫 (編) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 第3の組織論

    小林 茂 (著) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 人間力をフリーズさせているものの正体

    藤田 英夫 (著) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 人間力―そこにどう火を点けるか

    藤田 英夫 (著) NTT出版


  • 人を人として―指示待ち人間を目覚めさせるもの

    藤田 英夫 (著) PHP研究所


  • 「状況」が人を動かす―管理からリードへ

    藤田 英夫 (著) 毎日新聞社


ページの先頭へ

組織革新研究会について

組織革新研究会の5日間