上の言葉は、先週の組革研にメンバー参加したN社の技術グループ副長・Kさん(46歳)が残していったものである。その要点は、「リーダーは仕事と部下のための存在であり、自分が変わらなければ部下は決して変わることができないという、大変重要なことに気づかされた。同時に、世間の常識を疑うことの重要性にも気づかされた」であった。
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我われは常日頃の「毎日」の中で、有する力の全てを出すことはない。他から求められる、必要に迫られる力だけを出す。出す力は伸びる。出さぬ力は萎えていく。足腰を考えればすぐわかることだ。身体に限らない。頭もだ。ということは、我われの「毎日」は、自分が変わっていく強烈な”トレーニング”の場だということになる。この”トレーニング”によって我われは、無意図・無意識のうちに、いつの間にか”変身”していく。
すなわち、人びとの現状は自分外に存在する”もの”の産物だということである。この管理社会でのそれは、たとえば非主体化など、人びとにきわめて望ましからざる現象をもたらせていく。
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だからといって、自分外に存在する”もの”が自分にとって望ましき向きに変わることを当てにはできない。それを必然させうる”もの”は自分内にしかないのだ。つまりは、「望ましき自分に変えるのは自分でしかできない」ということである。
先週の組革研でそれを手にした一人がKさんであった。
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