参加リポート/現場から

やらされ仕事から抜け出した

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坂本圭司 東日本旅客鉄道・フロンティアサービス研究所・駅デザイングループ主幹研究員 〔第456回/2011年9月会期参加〕  NO.156

 駅を利用されるお客様がより使いやすくするための研究開発を行っています。その研究テーマは部下たちと相談をして決めていました。
 にもかかわらず、指示しないと資料を作らない、計画どおりに進んでいないことを、指示どおりにやっていますと開き直ったり、協力会社がやる気がないからと言い訳したり。そんな部下の状態が大きな悩みでした。
 しかし、そうさせていたのは自分自身だったということを、組革研の体験で思い知らされました。
 振り返ってみるとテーマの多くは私の意向が強く反映されたものになっており、過去の文献や上司の経験・知識で作られたもの。けっして部下と相談した結果ではありませんでした。
 思い悩んだ末に、組革研で体験した「わからないこと」を数多く出させるやりかたを借り、「高齢者が駅をどう利用されているか」を観察して200件以上気づいた事実を書かせることに しました。その中から取り組むテーマを自分自身で考えさせました。
 当初は、未来を見据えた研究を行うのに現場で起きていることから考えても意味がない、などと言い出す部下もいてなかなか進みませんでした。
 しかし、お客様に真正面から向き合わないテーマに価値はないと、ここだけはリーダーとして強引にやらせきりました。
 研究テーマに予算がつくまでには社内での厳しい審査があり、提案してもその多くは消えていきます。その中でも、部下の提案が予算化されることが増えてきました。
 自分の研究テーマが予算化されると、部下は自ら工夫をしながら進めています。そんな姿が頼もしく見えるようになってきました。

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