自己満足から抜け出す

「いいな」と思われたら押してください。

　今春入社し、８月から現在の職場に配属されました。
　外部向けに会議の案内文書と地図を作成する機会があり、私は「誰が見てもわかる」ものを作成したつもりでした。しかし、それを見た上司から「これは君がわかっていることだけを書いている。他の人はそれを読んで理解してくれるのか？」と言われました。
　初めこそ「十分わかるはずなのに」と反発を感じましたが、後から見直すと、漢字ばかりで読みにくく、地図の目印は私が勝手に決めたものでした。
　私は、入社後すぐに参加した組革研で聞いた「対象に貢献するのが仕事」という言葉を思い出し、「自分で納得できれば問題ない」と考えて仕事をすすめていたことを恥ずかしく思いました。
　そして、「わからないことを書き出す」ということと、「現地現物を調べて対象に迫る」ということを意識して、身近なところから仕事への取り組みかたを変えるようにしました。
　教えられたり資料を読んでわからないことがあれば、その場で質問するだけでなく後からノートに書き出して、自分で調べたり後日改めて質問することで業務について深く理解するようにしています。
　厚生施設のドアにトラブルがあれば、すぐに修理業者を呼ぶのではなく、まずは現場で状況をよく見て、「修理しなくても使い続けられそうだ」「自分で修理できる」などと対応を決めるようにしています。その結果、わずかながらでもコストを削減できているのではないかと感じています。　　
　文書作成では、まだまだ上司から「君にしかわからない」と言われることもありますが、周りの方にも見ていただくなどして自己満足から脱していきたいと考えています。