現場が必要としていることを調べ、貢献する

「いいな」と思われたら押してください。

　私は、組合員の購入傾向などのデータ提供やイベントの企画立案をとおして宅配業務の現場を支援しています。
　これまで、仕事をすすめるときに何も考えず前例のとおりに行い、上司から注意されることがありました。宅配センターに利用状況などのデータを配信する際にも、誰かに言われるまでは「今までのとおりでいいだろう」とフォーマットも内容も見直さず、出力したものをそのまま横流ししているだけでした。
　しかし、組革研で「仕事とは対象に貢献すること」というあたり前のことに改めて気づかされ、現場にとって何が必要か考えていなかったことを反省させられました。
　職場に戻ると、思い切って現場に出向きどんなデータを必要としているのか聞いてみました。「もっと簡潔に示してほしい」「世代別の利用傾向を知りたい」といった具体的な要望が聞かれ、その度に自分が何もわかっていなかったのだと思い知らされました。
　そして、どのように活用するのかとさらに突っ込んで尋ね、使いやすいデータにするにはどうしたらいいか考え、フォーマットもつくって発信してみました。まだ現場からの反応はありませんが、近いうちにまた聞きに行って、もっと良くしようと考えています。
　今年から、物流トラブルでの納品遅れやお届けした商品に問題があったなどの情報を現場に伝えることになりました。
　これについても、ただ中継するだけでなく、その中身を点検してわからないことや曖昧な点を情報元に確認してから発信することで、現場に貢献していきたいと考えています。