参加リポート/現場から

メンバーを自分の枠にはめようとしていた

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大西晃二 リコー・GC開発センター・GH開発室スペシャリスト 〔第473回/2013年9月会期参加〕  NO.283

大西280-2.jpg 私はある電子部品のプロセス開発を行うプロジェクトチームのリーダーです。メンバーは関連部門から集められています。
 各メンバーの作業状況を把握するため実施計画書のフォーマットを作成しましたが、彼らからはなかなか提出されず、計画書ができる前に実作業が進んでしまっていることがよくありました。
 理由を尋ねると「フォーマットが細かすぎて時間がかかる」「どの欄に何を記入すればいいのかわかりづらい」という答でした。プロジェクトをすすめるうえで必要だと思っていたのですが、メンバーの協力を得られず、どうすれば良いかわからなくなってしまいました。
 組革研に参加すると、初めはやらされ感ばかりの自分が、いつの間にか必死にコースを駆けずり回っていました。仕事が自分の問題になると、思ってもみなかった力を発揮できるものだと驚きました。同時に、職場で作った計画書のフォーマットは、私がメンバーを自分の枠にはめようとしただけで、彼らにとっては他人事でしかなかったのだと気づいたのです。
 職場に戻ると、計画書はメンバーが各自で考えて作成することとし、大まかに必要な項目だけを伝えました。
 すると十人十色の計画書が出てきました。中には粗すぎるものもありましたが、これまで私の頭になかった項目も出されるようになってきました。
 さらに、それぞれが自分の実施計画を説明するミーティングを行うと、「そのすすめかたは良い」「その調査をもう少し深掘りしたらどうか」などと意見が出され、メンバー間での議論が活発になってきました。
 チーム内でプロジェクト全体の状況が共有されるようになり、担当外のことでもみんなが自分の問題として考えるようになってきたと感じています。

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