参加リポート/現場から

「できない」と考えるのを止めた

投票する

「いいな」と思われたら押してください。

生方誠 楠本化成・草加研究所・応用開発部係長 〔第473回/2013年9月会期参加〕  NO.276

 私は塗料用原材料のメーカーで製品開発を担当しています。30年以上前に弊社で開発した素材が業界のスタンダードとなり、今でも主力商品です。新素材の開発にも取り組んでいますが、研究所全体に「主力商品を超えるものができなくてもしかたない」という気分が蔓延し、従来の素材や手法に依存することに甘んじる傾向がありました。
 研究の基本は仮説を検証し真実を見極めることですが、私は過去の経験から「これはできないだろう」と検証作業を勝手に省略することがよくありました。このような手抜きをして新たな発見ができるはずもないのですが、研究所は各自が個人商店のように研究をすすめる状態で、互いに指摘し合うこともなかったのです。
 組革研に参加したときも、私は「S-20」の現地調査で自分に都合よく調査対象を選別し、限られた範囲で済ませようとしていました。職場と同じように手抜きをし、結果として業績も上げられませんでした。
 組革研参加後、長年のぬるま湯体質を変えなければいけないと決意し、自分に都合よく考えるのを止めることにしました。
 まず報告書の書きかたを変えました。これまで結果報告だけで済ませていましたが、仮説と検証の過程まで記録し言い訳できないようにしました。また、研究の計画段階から同僚たちと話し合うようにしました。特に組革研参加者同士で互いの問題点を率直に指摘し合い、研究のすすめかたを今後どのように変えていくか意見交換をしています。
 まだスタートしたばかりですが、同僚たちと話をする機会が増える中で、以前のような「どうせ無駄だよ」という否定的な発言は少なくなり、積極的に動き出していると感じています。

脱・「三逆リーダー」
新着 記事・お知らせ
  • 2020.09.18        

    間違っていなかった

  • 2020.09.15        

    新人の頃のがむしゃらさを再び…...

  • 2020.09.11        

    どうにも手強い自分がいます
    ――部下を仕事の主人公に(後編)...

  • 2020.09.08        

    主体性を奪っていた
    ――部下を仕事の主人公に(前編)...

  • 2020.09.04        

    危険箇所を「絵」で書き出させると……...

  • 研究会へのお申込み
  • デイリーメール 登録・変更
  • 組革研スケデュール
  • 組革研アーカイブ
パンフレット・発行物のご案内
  • 脱「三逆リーダー」

    藤田 英夫 (著) 発行:ダイヤモンド社 発売:ダイヤモンド社


  • 「個全システム」によるミーティング革新

    藤田 英夫 (著) 発行:ダイヤモンド社 発売:ダイヤモンド社


  • 不感症体質に挑む「人間力」全員経営

    藤田 英夫 (編) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 経営の創造

    藤田 英夫 (編) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 第3の組織論

    小林 茂 (著) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 人間力をフリーズさせているものの正体

    藤田 英夫 (著) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 人間力―そこにどう火を点けるか

    藤田 英夫 (著) NTT出版


  • 人を人として―指示待ち人間を目覚めさせるもの

    藤田 英夫 (著) PHP研究所


  • 「状況」が人を動かす―管理からリードへ

    藤田 英夫 (著) 毎日新聞社


ページの先頭へ

組織革新研究会について

組織革新研究会の5日間