参加リポート/現場から

「部下がすすんで仕事をしない」と愚痴っていた

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林陽一 明治・東日本酪農事務所・東北酪農課長 〔第469回/2013年2月会期参加〕  NO.218

 最近まで、部下が自らすすんで仕事をしないと先輩に愚痴っていました。自分が部下を指示待ちにしていたなどとは思いもよりませんでした。
 私の部署では東北地方での生乳調達をしています。私も現場担当だったので、部下から「この件どうしましょう」と相談されると細かい指示を出していました。時には自分でやった方が早いと手も出しました。「効率よく仕事をした。部下を助けた」と思い込んでいたのです。
 組革研に参加すると、常にリーダーから「どうしますか?」「何時までにやりますか?」と問われました。何で決めてくれないのかと不満に思いましたが、自分たちで「S-20」に取り組み「やった!」「ちくしょー」とやっているうちに、その意味がわかった気がしました。
 職場に戻り、部下に生乳調達先の品質管理調査を任せてみようと思いました。昨年まで前任の課長が計画をつくり部下と二人で行っていた業務ですが、部下は所定の項目を事務的に行い、疑問があっても職場に戻ってからやっと口にする状態でした。
 今回、部下に計画づくりから調査まで一人ですすめるように言うと「これまで二人だったのに」と面倒くさそうでした。しかし、誰も助けてくれないと開き直ったのか一人で準備を始め、次第に活き活きと調査項目にない疑問点まで調べるようになりました。今では「このように進めています」「私はこの様に考えますが」と自分から動いています。
 部下の成長を阻害していたのは私自身だったのだと痛感しました。
 先日、先輩から「部下への接し方が変わったね。愚痴らなくなった」と言われました。放任にならないよう中間報告を聞きバックアップしていきたいと思います。

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