参加リポート/現場から

誰がどんな目的で使うのかを考えてこなかった

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榎本博 ハマゴムエイコム・システム開発2グループ 〔第466回/2012年10月会期参加〕  NO.200

 組革研で、仕事とは「対象」に対応することだと聞きました。キャンパスリーダーは「一流のコックでも、食べる人と食材という対象がわからなければ料理を作れない」と例えていました。そのときはピンときませんでしたが、職場に戻るとその意味がだんだんとわかってきたのです。
 私はシステム開発とメンテナンスの仕事に携わっていますが、思えばこれまで「対象」つまり使う人のことを考えることはありませんでした。誰がどんな目的で使用するのか聞かず、顧客のシステム担当者に言われたとおりにすすめていました。そして、いざ本番稼動すると「機能不足」「操作性が悪い」などと現場からよく指摘されました。
 例えば「登録した情報を見られるように」と発注されれば帳票として印刷できる仕組みをつくり、後から「情報を加工したいのでデータで出力できるように修正してほしい」と言われるのです。
 その度に追加修正が必要になり、他の業務の足枷になっていました。
 「対象」をわかっていないからだと考え、仕事のすすめかたを変えました。システム仕様についての打ち合わせをなるべく実際の使用者と行うようにしたのです。後輩にもそのようにさせ、顧客のシステム担当者にも実際の使用場面を把握してもらえるようお願いしました。
 この結果、小規模案件では、これまで1~2割あった追加修正がほぼゼロになりました。
 しかし開発に2~3か月かかるような案件では、いまだに10日規模の追加修正が発生してしまうことがあります。この傾向は案件の規模が大きくなるほど顕著です。まだまだ真のニーズを引き出せていないのだと、顧客との打ち合わせを密にしています。

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