参加リポート/現場から

上司に言われても絶対に曲げません。

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星野雅人 42歳  マツダ 車両開発本部 衝突性能開発部  〔第521回/2019年9月会期参加〕 NO.1818

 私の業務は車の衝突安全技術の開発です。研究開発の分野で「対象がどうなっているのかを明らかにする」なんて当たり前、日常でやっていることだとすっかり思い込んでいました。ところが「組革研」体験で、私のそれは、過去の知見や経験で固められた物差しで判断していることが多いと気付かされたのです。手戻りが発生するのは、その結果なのだと思い知りました。「組革研」での「自分ばなれ」のお話は衝撃的でした。
 偏った見方から抜け出そうと、知見の広いエキスパートにお話を伺いに行ったり、性能に関する影響が低いと思ってもそこで決め付けずに、もう一段踏み込んで検証条件を広げるようにしています。
 広げたその全てを検証するとなると業務量は大幅な増加、残業も増えてしまいます。月次報告に上司の所へ行くと「なぜ工数が増えているのか」と指摘されたりします。でも私は、手戻りを出さないために必要なんですと、絶対に曲げません。今では上司も理解してくれています。
 とはいえ、このままでは手間がかかり過ぎるので、データ処理のような単純作業を自動化して、分析に多くの時間を割けるようにしてきました。こうして、過去に時々起こしていた手戻りでの追加検証による納期遅れは無くなったのです。
 悩みは、検証条件をどこまで増やしていくかの答えがないことです。幅広くやれば性能に対する信頼度は上がりますが、その作業工数はどれくらいになるか。
 そう言いつつも納期が迫ると、自分の物差しで決めてしまうこともあります。そんな時、パソコンのスクリーンセーバーにセットしてある「自分ばなれ」の文字が目に入ってきて考え直すのです。

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