参加リポート/現場から

嫌がられても……

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冨田耕太郎 45歳 MHPSエンジニアリング 高砂事業部 プラント機器設計部 グループ長 〔第523回/2019年11月会期「リーダー参加」〕  NO.1750

 「S-20」の業績は大赤字、リーダーとして参加した私はメンバーに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。職場では、部下の目標未達成やミスにこんな気持ちになったことはありません。ただ、うんざりし、苛立ちで終わりです。この違いは何なのか。
 日を追うごとに必死になっていった「組革研」のメンバー、かたや目の前の部下は必死にならない、その原因は私自身にあることに気付きました。
 ある部下が不具合を起こしたときのことです。再発防止策を考えさせましたが、社内ルールに倣っただけの形式的な報告書を持ってきました。どう見ても上っ面、原因を深堀していないことが見て取れます。しかし私は、彼も目先の業務が手一杯なのだろう、これ以上言うと不満顔になるだろうと思い許してしまう。これが日常でした。
 そう、嫌がられても言うべきことは言わなければ。考えあぐねて、私が3年前から務めていた社内の改善活動のリーダーを部下に任せることにしました。「反発されても必ずやり切らせるぞ」と意気込んでのことでしたが、驚いたことにさほどの抵抗もなく、行動計画をしっかりと立て、ミーティングも滞りなくやってのけました。以前から積極的でリーダー気質を持っていると見込んでいながら、彼の実力を私が抑えつけていたのです。
 一方ではこんなことも。ミスを起こしながら事後処理を放置している部下にカッとして、声を荒げたことがあります。しかし、その場しのぎの感情的な言動、彼を動かすことはできませんでした。やり切らせるという腹に据わったものが、私に無いことを見透かされたかのようでした。
 組革研「リーダー体験」で、メンバーに正面からぶつからなければと強く思ったことは確かです。それを思い出しながら必死に頑張っていきます。

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