参加リポート/現場から

「個全」で会議室のボルテージが一気に高まった
――今まで目を背けていた自分の世話焼き体質・後編(全2回)

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森下 務 50歳 三井E&Sマシナリー テクノサービス事業部 運搬機サービス部長 〔第512回/2018年6月会期「リーダー参加」〕  NO.1716

 悩んでいた頃、上司から「組革研」の「リーダー参加」を勧められました。そこで現われたのは、今まで目を背けていた自分の世話焼き体質でした。
 「組革研」でリーダーに求められる最も大事なことは、「メンバーが易きに流れることを許さない」です。しかし、私がやるのは彼らへの手助けばかり、何度指摘されても止められません。ついには解任されてしまいました。
 ショックだったのは、「S-20」の上期チーム業績は最下位だったのに、解任された後の下期にダントツのトップ業績になったことです。私が彼らにとって邪魔でしかなかったことが、数字でも突き付けられました。
 職場に戻り、心に誓いました。わかってもいないのに部下に口出ししていた私が変わりさえすれば、人員不足の問題だって必ず突破できる。私がやらなくてはいけないのは、仕事に追われ周りを気にしなくなっている彼らに、どうしたら自分事としてこの問題に向き合わせられるかです。たどり着いたのは、「組革研」でやっている「個全システム」でした。
 すぐに喫緊の海外戦略テーマを取り上げ、問題点を洗い出させるミーティングを開きました。
 「この忙しい中、何でやらなくちゃいけないんだ」。当初は反感から始まったミーティングでしたが、問題を書き出していくうちに、しだいに彼らは熱を帯びてきました。書き出したものを「一覧一望」したときには、会議室のボルテージは一気に高まりました。
 議論も白熱しました。けっして彼らは考えていなかったわけではない。こんなに深く、しかもいろいろな視点で考えていたのかと驚かされるほど、一人ひとりの問題意識があぶり出されてきたのです。そして海外戦略の骨子をまとめ上げることができ、彼らの仕事への向き合いかたも変わってきました。

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