参加リポート/現場から

「対象」が国境を越えて共通の認識に
――「対象に迫る」を曲げない!・後編(全2回)

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村松優太 28歳 横浜ゴム タイヤ生産企画部 〔第502回/2017年4月会期「新入社員参加」〕   NO.1706

 北米工場で働いているのは製造経験がある人ばかりではありません。モノづくりなどまったく知らない方、中には先月まで飲食店で働いていたという方もいます。
 「対象」に迫らなければ絶対に問題は解決しないと「組革研」で気づかされましたが、その言葉を振りかざしても相手には伝わりません。「一緒にちょっと見にいこう」と彼らを誘って現場に行くことから始めました。
 その上でやってみたのが「個全システム」です。まずタスクごとにチームをつくりました。そして、現場を見てからミーティングルームに集まり、「トラブルがどうなっているのか」を一斉にホワイトボードに書き出してもらったのです。それらを「一覧一望」してから議論を始め、結論を導き出していくというやりかたです。
 ところがスタッフとのミーティングでまとまったと思っても、現場の人たちに伝えると、「それは厳しい」と反論を言う人も中にはいます。その場合、彼らにも次のミーティングに参加してもらうようにしました。最初はとまどう現地のスタッフもいましたが、今ではみんな興味津々という感じで取り組んでくれるようになったと思います。
 始めたことによる最大の成果は、「『対象』に迫る」ということが自然とスタッフたちの中に意識化されてきたことです。総てのスタッフがそうなったわけではありせんが、何人かは私と同じ視点に立って、現在仕事をしてくれるようになったと感じています。それが何よりうれしい。
 「見なきゃわからない」から始まった私の取り組み。悪い数字が一つでもあると、行ってみないと気がすみません。何かあるなと思った時には、当初の予定を変えてでも、できるだけ早く現地に行きたいと思っています。

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