参加リポート/現場から

自分を変える事で、その先が見えてくるはず

投票する

「いいな」と思われたら押してください。

鈴木大三郎45歳 富士フイルム静岡 PET生産部 生産推進課 室長 〔第523回/2019年11月会期参加〕

 「S-20」の仕組みの仮説検証のために行った深夜の現場調査で、私が測定できたのは2か所だけなのに、チームメンバーの1人が測ってきたのは5か所。おまけに、曖昧な私の測定方法に比べて、彼のそれは明確で結果も極めて正確なもの。なんでこんなに差があるのか。自分の限界だってもっと先にあるはずなのに、やりきらなかった、もっとできたはずと感じました。
 ふり返ってみれば、職場でも同じです。部下から報告があれば、現場調査も不充分なままに自分の過去の経験からその場しのぎの対応を考えるだけ。何か大きな問題が発生すると、自分で考えることも、部下に考えさせることもせずに上司からの指示を受け、そのとおりに対応するだけ。けっして全力を出しきっているとは言えず、人に頼ってしまうこともあります。この状態を絶対に変えると誓い、職場に戻りました。
 まずやったのは、とにかく今まで以上に現場に足を運び、「対象」を意識すること。すると、疑問点が多くなり、自分が今何をすべきかが具体的に見えてくる場面が増えてきました。
 ところが先日、必要と判断し実施した設備の総点検を「その必要はなかったのでは?」と上司から否定されてしまいました。自ら動くことが少なかった時にはこんな指摘をされることはありません。結果として過剰な点検だったかもしれませんが、「対象」に向き合ったからこその指摘と思っています。
 部下に対しても、「対象」に向き合わせ、自分で考えさせることはまだできていません。部下に嫌われてもいいとは思っていても、いざ口から出てくる言葉はオブラートに包んだ気を使った言葉ばかり。彼らが「やらなければ済まされない」と思うような状況をつくるためにも、自分自身に「全力か」と常に問いかけ、部下に厳しく向かい合うことを意識しています。

脱・「三逆リーダー」
新着 記事・お知らせ
  • 2020.02.27        

    わからなければ部下に教わればいいんだ
    ――やり切らせるのがリーダーの仕事...

  • 2020.02.26        

    遅れを許さない

  • 2020.02.25        

    思わず過去の自分が出てきてしまう...

  • 2020.02.21        

    提案をしないまま自分から退くことはしない
    ――常に全力を出し切る自分であ...

  • 2020.02.20        

    本当の「3現」がわかった
    ――常に全力を出し切る自分でありたい(前編/全...

  • 研究会へのお申込み
  • デイリーメール 登録・変更
  • 組革研スケデュール
  • 組革研アーカイブ
パンフレット・発行物のご案内
  • 脱「三逆リーダー」

    藤田 英夫 (著) 発行:ダイヤモンド社 発売:ダイヤモンド社


  • 「個全システム」によるミーティング革新

    藤田 英夫 (著) 発行:ダイヤモンド社 発売:ダイヤモンド社


  • 不感症体質に挑む「人間力」全員経営

    藤田 英夫 (編) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 経営の創造

    藤田 英夫 (編) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 第3の組織論

    小林 茂 (著) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 人間力をフリーズさせているものの正体

    藤田 英夫 (著) 発行:シンポジオン 発売:創英社/三省堂書店


  • 人間力―そこにどう火を点けるか

    藤田 英夫 (著) NTT出版


  • 人を人として―指示待ち人間を目覚めさせるもの

    藤田 英夫 (著) PHP研究所


  • 「状況」が人を動かす―管理からリードへ

    藤田 英夫 (著) 毎日新聞社


ページの先頭へ

組織革新研究会について

組織革新研究会の5日間