参加リポート/現場から

私が部下の邪魔をしていた

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船村 豪45歳 富士フイルム静岡 X-ray材料生産部 担当課長 〔第512回/2018年6月会期参加〕

 約1年半まえに参加した「組革研」で思い込みを排除し、「対象」に迫ることの大切さを学びました。
 それまでの私は部下から報告があれば、すぐに頭の中に原因と対策を思い浮かべ指示を出していましたが、「組革研」参加後は、部下からの報告が本当に「対象」に迫っているかを考え、少しでも疑問があれば調べ直すように伝え、一緒に現場に行って確認もしてきました。
 問題の本質に迫ることなく、思い込みでの報告も多かった部下たちも、しっかりと現物を見て理論・理屈で考えるようになってきたと感じていました。
 ところが増産が続き生産体制も変わりさらに忙しくなってくると、彼らの報告が「対象」に迫りきっていない中途半端なものに思えるようになってきたのです。そして一緒に現場を見ている時に感じたのは、彼らが私をあてにしていること。ここまで報告しておけば、今の段階では問題にはならないだろう。そんな甘えがあって、彼らは自分で最後までやりきることをしていなかったのだと気づきました。
 部下が「対象」に迫りきるのを邪魔していたのは私だったのです。私が事実を掴むために現場へ行くことをやめ、報告に疑問がある時には何度でも質問をくり返し、事実を整理し必ず原因を見つけてこいと期待を込めて現場に行かせるようにしました。
 中途半端な報告では再調査を指示されるだけ。部下たちは、トラブル発生時には今までよりも入念に調べるだけでなく、普段から設備や工程状況をよく見て、自分からメンテナンスなどに動くようになりました。
 しかし、ここまでやるようになったのはまだ一部の部下だけ。なんとか彼らのような人を増やしていきたいのですが、まだまだ道半ばです。

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