難しいけれど、自分もきっと変われるはず

「いいな」と思われたら押してください。

　「リーダー参加」した組革研でしたが、開始早々、ブロックリーダーからリーダー解任を言い渡されてしまいました。メンバーのためを考えず、自分中心の行動をくり返したからです。
　チームから離れ、一晩中「このままリーダーを続けるべきか」と自問自答をくり返し、自分と向き合いました。私は緊張しやすく、人前に立つとパニックに陥りやすい性格で、他人からの評価を非常に気にしていました。今回も、リーダーとしての働きがうまくできないために開始直後からパニックに陥り、メンバーからどう見られるかを恐れていました。それがメンバーから目を背ける私の行動につながっていたのです。
　逃げ出したくない思いと、メンバーからの質問に対する恐怖、考え続けたことをブロックリーダーに聞いてもらいました。今まで口に出すことができなかった私の本心をやっと伝えられたのです。そして、ブロックリーダーからチームに戻るよう指示をもらいました。
　リーダーとして復帰してから努力を注いだのは、恐れずに自分をさらけ出すこと。すると、私に対するメンバーたちの態度に変化が現れてきたのです。これを実感できたとき、自分は変わることができるという自信が湧いてきました。
　職場に戻ってから心掛けていることは、こと細かな指示はやめ、自分に対しても部下に対しても「やらないで済ます気」を許さないこと。
　部下には変化が現れ始めています。しかし、私が感じているのは自分を変えることの難しさ。考えを改める、行動を変える、すぐに行動する、自分を変えるためにやろうとしていることが、どれも思ったようにはできません。でも自分を変えたい。試行錯誤を繰り返す毎日です。