参加リポート/現場から

口出しをやめたら、部下の動きが見えてきた

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斉藤英司51歳  横浜ゴム タイヤ第2設計部 部長  〔第502回/2017年4月会期参加「リーダー参加」〕  NO.1598

 典型的な「三逆リーダー」だった私。一度や二度の組革研体験では、自分の何が悪いのかはわかりません。幾度も参加し、やっと余計な口出しを辛抱できるようになってきました。
 この春、開発部門へ異動しました。着任してみると、予定どおりにすすんでいない開発案件もあります。
 すすんでいない原因は、私にはわかりません。専門性は部下たちのほうが上です。上司は教える立場という気持ちは、組革研体験の中で捨てました。工場や試験現場では、開発がどのようにすすめられているのか、できるだけ多くの部下から話しを聞き、わからないことを教えてもらって回りました。
 わかってきたのは、彼らが「対象」である製品や設備を充分に知ることもせず、簡単に思いつく方法、誰かに聞いた方法ですすめていることです。思ったような結果が出なくても、自分たちに都合のいい理由をつけて、終わりにしてしまうこともありました。
 どうしたら彼らが自らの課題として「対象」に向き合えるのか。自分たちの本当の力に気づいてくれるのか。どう応援すればいいのか。考えなければならないことが、次々に頭に浮かんできます。
 このようなことを考えられるようになったのは、余計な口出しをがまんできるようになってからです。それだけではありません。部下が自ら動いているのか、易きに流れているのかも見えるようになってきたと感じます。
 余計な口出しをやめたことが、部下を成長させるだけでなく、私自身を今まで以上に部下と向き合えるようにしてくれたのかもしれません。
 彼らの問題点についても、私が教えることなどもうできません。部下同士で議論をさせ、互いに気づかせあうような取り組みを仕掛けています。

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