参加リポート/現場から

着実に自分のできる幅が拡がってきている

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吉田圭佑  横浜ゴム タイヤ第二設計部 設計1グループ  〔第517回/2019年2月会期参加〕  NO.1576

  昨年入社し、希望した設計部に配属された私は期待に溢れていました。 とくに始めの頃は、毎日新たな業務に出会えることが新鮮で楽しいと感じられました。 しかし3か月くらい過ぎた頃から少しずつ、その熱意が減ってきていると自分で感じていました。
  組革研への参加が決まった時はちょうどその頃、どのような研修かもわかりませんでしたが、鬱屈していたので、気分転換になるかもしれないという軽い気持ちでした。
  ところが実際に始まってみると、自身で目標を立てた数に達することができない、 「対象」と言われながら知らないうちに対策を考えてしまうなど、何度も失敗をし、自分のダメ状態をいくつもリーダーから指摘されました。 しかしそれらは全て、自ら考え、動いた結果に対してでした。
  職場で楽しくなくなっていた理由がわかりました。 設計内容や数値を指示されるまま変更や記入をし、仕様書を発行する。 自分でほとんど考えないまま受け身で取り組んでいたからでした。
  組革研後、仕様書発行の目的やどうしてこの数字が記入されるのかを考え、その根拠を掴むことを始めました。 例えば、故障改善依頼の仕様書では、どういう故障か、どの部位で発生したのか、同様の故障の過去の解決法や他の箇所で故障がいつ起きたのかなどを調べています。
  すると、自然に自分なりの工夫や対策が浮かんできて、身近の先輩や仕様書発行先の部署に相談するようになりました。 くり返すうちに、しっかり内容を把握しながらすすめているという自信を感じ始めました。
  少しずつですが着実に、自分のできる幅が拡がってきていると実感しています。 今後も、疑問をたくさん持ち、根拠を調べていきたいと思います。

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改めて更新を再開する予定ですので、少々お待ち下さいませ。
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