参加リポート/現場から

指示をした瞬間、力を葬り去りかねない

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朝日龍介  マツダ 衝突性能開発部 アシスタントマネージャー  〔第512回/2018年6月会期参加〕  NO.1567

1567asahi.jpg  部下の隣に椅子を移動し、手取り足取り教えていた自分が、 「三逆リーダー」だったと組革研でわかりました。 応用的な課題になるとできなくなると部下の問題にしていましたが、原因は自分にあったのです。
  組革研後、課題の目的について部下ととことん話し合い、達成するための手段やプロセスについては彼らに任せました。 ひと月ほどすると、彼らのほうから提案される頻度が増え、業務で次に必要な手順についても彼らがすでに済ませていることが多くなってきました。
  約1年が経ち、先日、改めて職場を俯瞰してみました。 改めて確信したのは、 「次は何をすればいいですか?」の質問がなくなったこと、そして自身の考えにもとづき自分発で彼らが動いていることでした。 チーム全体の元気度もかつてとは比べようもありません。
  部下の横に椅子を移動して一対一で話す私の姿は変わっていませんが、それはやることの指示ではなく、彼らの状況を詳しく知りたい時だけ。 方針に沿ってすすんでいるかを最も大事にして尋ねています。
  時にはうまくいかず、停滞していると感じることもありますが、Doの指示をした瞬間、彼らの力を葬り去ることになりかねない。 絶対にやらない意識を保ち続けていることが私の最も大きな変化かもしれません。
  何に困っているのか、何が足りないのか、状況を尋ねながら整理するだけで、彼ら自身で停滞の要因に気づき、再始動することもよくあります。
  自分で考え動くようになった今では、事後の業務のふり返りも自動的に自ら行うようになってきています。 この活気に満ちているプラスのスパイラルを続け、もっと拡げていくために、これから自分がどう変わり、何を彼らに求めていかなければいけないかを考えています。

脱・「三逆リーダー」
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