問題に向き合う会議をもう一度目指す

「いいな」と思われたら押してください。

　 組革研 「リーダー参加」は、３年まえの 「メンバー参加」とはまったく違い、自分に向き合わされる体験の連続でした。
　 「対象」 「手抜きからの脱却」 「教えない」など同じ言葉を聞いても重みが格段に違う。 メンバー参加では知識を教わる気持ちがどこかにありましたが、今回は指摘された言葉や感じたことのすべてが腹に落ち、この体験を職場で発揮しなければという使命感のようなものを感じました。
　 職場では数年まえから勉強会が開かれています。 本部内の各部署で起こったことをありのまま提起し、共通する問題として話し合うことが目的の一つです。 私がリーダー役ですが、出席者自身で主体的に運営する会議を目指して幹事役を数名選び、企画・運営を彼らに任せています。
　 テナントとの協議でうまくいかなかった事例を取り上げて、状況を明らかにし問題を深掘りする。 当初はそのような活動ができていました。 しかし最近、業務報告だけで終わる会議が続きました。 そう感じながら、たまたまが重なったのかと、私も自分に都合よく考えていました。
　 ところが先日、幹事の代表者から 「次回はテーマが一つしかないので時間を半分に短縮するつもりです」と言われたのです。
　 「ダメだ」とすぐ突っぱね、 「もう一度考えるように」と返しました。 実はこの時、ここ最近感じてきた活動の停滞感や主体的に見えない文句の言葉を続けそうになりました。 しかし、組革研で気づいた自分の 「三逆リーダー」体質を直前に思い出し、なんとか踏み止まれました。
　 彼ら以上に、私自身が始めた頃の強い思いを忘れているから、今の状態を生み出しているのだと思っています。 次回の会議は５月末の予定です。 仕切り直して、問題に向き合う会議をもう一度目指します。