やらなかった後悔だけはしたくない

「いいな」と思われたら押してください。

　 工場内営業兼広報という担当の一つとして、製品や工場そのものの特徴をアピールして営業促進に繋げる役割を担っています。
　 以前の工場紹介は、機械や設備のみの写真が載った殺風景なものでした。 私がこの担当に就いた当時の上司は組革研体験者で、工場紹介はそういうものではないという強い思いがありました。
　 上司とともに工場の「ウリ」をもっと盛り込むものに変えていく過程で、 「対象」という言葉を何度も聞かされました。 しかし当時の私には、それが何なのか、なぜそこまで追い求めるのかもわかりませんでした。 ただ現場で懸命に作業している人たちを紹介するのが自分の仕事だと、漠然と感じていたのです。
　 ところが昨春、その方が異動した途端に何をすべきかわからなくなり、まったく動けなくなりました。 下手に動けば失敗するという恐れもさらに足を止めました。いつも下を向いてばかり、自分の最も悪い時期でした。
　 その頃、組革研を勧められました。 そこでようやくわかったのです。 自ら動かなければいつまで経っても状況は変わらない、本気で取り組むとはどういうことか、そして元上司がなぜ 「対象」を問い続けていたのか。
　 新たな工場紹介の動画づくりに取り組み始めました。 工場のエンターテイナーとして大分の現場の魅力を世界中に伝えるのが自分の役割だと、胸を張って言えるようになりました。 失敗しても怒られてもかまわない。 下を向くことももうありません。 失敗し反省したら次に切り替えればいいのです。
　 紹介動画が完成しました※。 でも満足できません。 世界にアピールするにはまだまだです。 もっとやらなきゃ、自分が変わっていかなきゃという気持ちで一杯です。 やらなかった後悔だけはしたくありません。

　 ※作成した紹介動画は、YouTube にアップされています。 https://www.youtube.com/playlist?list=PLe5wFs4a6RBWWJ7C18LqzQO202cD9LEAw