参加リポート/現場から

やりきったかどうかを問い求めている

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佐藤雅昭  マツダ パワートレイン企画部 主幹  〔第506回/2017年9月会期参加〕  NO.1527

  部下と話して目標レベルを合意して任せたはずでした。 ところがそこまで達していないのに、退勤時間と言って彼は帰ってしまいました。
  またある日、 「これが私の限界」と別の部下が涙ながらに訴えてきたのです。 彼にはもっとポテンシャルがあると感じていただけにショックでした。
  リーダーとして自分は大きな夢を掲げ、部下にもそこを目指して全力でぶつかってもらう。 その実現のためにも、問題に部下を直面させ、自ら決めた目標を必ずやりきらせる。 組革研後、そうリードしてきたつもりでした。 彼らが 「対象」にグイグイ迫るように変わってきたと感じていました。
  ところが先の二例です。 私の担当範囲が広がるにつれて、私の想いが浸透し切れていない死角から、思わぬ反撃を受けた気持ちでした。
  この状況に悩んでいた私に、昨年 「リーダー参加」の機会が得られました。 ところがその直前、7月の豪雨災害で被災し参加できなかったのです。 しかしこれで逆に自分の肚が決まりました。 部下にやりきらせる私の役割は何も変わらない。 自分の甘さは、もう一人の自分が喝を入れればいい、と。
  それ以降、たとえ帰る準備が終わっていようとも、やりきったかどうかを問い求めるようにしています。 意外にも、部下はそんな私を真剣に受け入れました。 それでもその先の答えを私に安易に求めたり、表面的な理解のまますすめていこうとしたりします。 私はそれをさらに指摘しています。 できたりできなかったりはありますが、私の想いはぶれていないつもりです。
  一方の、限界と言う部下には依然として逃げられています。 かつて起こしてしまった大きな失敗を、彼は今でも引きずっています。 納期直前に私がしてしまったリカバーも、私の上司には受けが良かったが、彼の為には逆効果だったかもしれない。 目の前の仕事を右から左に流していれば自然に実力が向上していくだろうという彼の誤解と甘えに、私はまだ迫りきれていません。

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