何としてでも乗り越えていかなければ

「いいな」と思われたら押してください。

　 一年まえに製造現場から異動し、生産性の改善や設備修理を担当する業務に変わりました。
　 設備修理という新たな業務はほとんどわかりません。 さらに、自分の担当ラインだけ気にすればよかった今までとは異なり、他部署や商社との関わりなど総合的な業務を求められます。 焦って周りが見えなくなり、見当違いなことをやっていたと後になってからわかったこともありました。
　 上司から間違いを指摘された直後は、次はちゃんとしなければと強く感じても、業務内容が少し変わると指摘を生かせない。 「もっと視野を広げろ」と言われても抽象的にしか感じられません。 指摘を受けて時間の掛かる方法を選択したのは自分なのに、突発的な業務が入って時間に追われると、 「他の業務が入ってしまったから」と責任を他に転嫁していました。
　 しかし、組革研で「対象を理解すれば対策は自ずと見えてくる」とうかがい、自分自身でもＳ－２０への取組みの中でそれを実感できました。 今までやってきた私の失敗は、 「対象」を理解しようとしないまますすめていたから、そして自分事として受け止めていなかったからだとわかりました。
　 組革研後は、まず上司から求められている課題の完成形はどのようなものかを真っ先に考えるようにしました。そして現在の現場や設備の状態がどうなっているかを見て判断してから、最終的な納期までの間に小さな納期をいくつか設けて、計画を立てました。 変更があることも想定し、それを加味したスケジュールにして取り組んでいます。
　 しかし思い描いたようにはなかなかすすみません。 「対象」である新たな業務の全体把握に、想定以上の時間がかかっています。 でも 「対象」を明らかにしようとするこのすすめかたは間違っていないはず。 何としてでも自分が乗り越えていかなければいけないと思い、全力で向かっています。